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自然銅の意味や効果、色味など

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目次

自然銅の意味や効果

自然銅を持つと、発展性のある考え方になり、行動力も高まる効果が実感できると言われています。

特に斬新なアイディアやインスピレーションを引き出す効果が期待されると言われています。

そして、浮ついた考えを抑え、集中力を研ぎ澄ませる効果もあるとされます。感情を穏やかにしたい時にも効果を発揮してくれます。

また、自然銅には倦怠感や無気力感を取り除く力もあるとされています。

ところで、自然銅は、古くから関節炎の治療薬として用いられてきた鉱物であり、その他にも血液の循環を良くし、心身をエネルギーで満たし、体内の毒素を排除する働きがあるとされ、血液に関する病や心臓病の治療に自然銅が用いられていたそうです。

自然銅の色味

自然銅の色は、独特の赤銅色になります。

新しい切り口は淡紅色ですが、酸化して錆びると銅褐色に変化します。

条痕は赤銅色になります。

自然銅の特性

自然銅は、熱および電気の良導体で、展性、延性に富んでいます。このため、金工用材料として重要視されています。

また、自然銅の元素Cuには着色成分があります。マラカイトやダイオプテーズの緑色、ターコイズやクリソコラの青色は、このCuによるものです。

自然銅(ネイティブコッパー)の名前の由来

自然銅はネイティブコッパー(“Native copper”)と言われています。

このコッパー(“copper”)という名称は、この鉱物が東地中海のキュプロス島産のため、ラテン語で「キュプロス島産の金属」を意味する“cuprum aes”に因んで付けられました。

自然銅の歴史

この鉱物には、古くから様々な使用例があり、紀元前5000年にはビーズやピンなどの宝飾品に用いられていました。

また、紀元前3000年ごろのメソポタミアでは、この鉱物にスズを加えたブロンズ(青銅)で日用品などが作られ、薬としてもよく用いられていたとされます。

日本でも縄文時代や弥生時代には青銅が用いられていました。

浄化方法

自然銅は、水に大変弱く酸化する恐れがあるため、絶対に水に近づけてはいけない鉱物になります。
そのため流水を用いた浴水浄化、ならびに汚れ落としの流水浄化は絶対に行ってはいけません。

万が一石に水分が付着してしまった場合は、すぐにきれいな布で拭い、完全に水分を拭き取るようにしましょう。

錆が出てきてしまった時には油を塗って、メンテナンスしてあげましょう。

また、太陽光にも弱い反応を示すため、太陽光を用いた太陽浴(日光浴)にも適さない石になります。

自然銅に適した浄化方法は、水晶クラスターを用いた水晶浴、セージの葉を用いた煙浴、そして月光浴になります。

ただし、月光浴させる場合は、夜露に濡れないように気を付けましょう。夜露に濡れた状態にしておくと、酸化や錆の原因になってしまいます。

主な原産地

自然銅は、アメリカをはじめ様々な国と地域から産出されています。

鉱物学

自然銅とは、単体で存在する元素鉱物の一つで、銅鉱床の上部や玄武岩、緑泥片岩、礫岩中などから発見されます。

自然銅の結晶は、Cuで表され、その結晶構造は等軸晶系に属します。

等軸晶系の八面体の結晶が樹枝状に集合したものや、皮殻状、塊状などで見ることが出来ます。

自然銅のモース硬度は2.5から3になります。

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