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レッドアゲートの意味や効果
レッドアゲートは、アゲートを染色することで、そのパワーエネルギーが明確になった鉱物でもあります。
そのレッドアゲートが有する効果には、生命力を高める効果があります。
同じ赤色の血にレッドアゲートが反応し、その血液に力を与える作用があると言います。
これによって、エネルギーを得た血が体内を巡り、結果として生命力が高められるというものです。
疲れが溜まった身体をリフレッシュさせたい時、スタミナが必要な時にレッドアゲートは力を与えてくれるでしょう。
また、女性のホルモンバランスにも作用する効果があるとされ、特に月経不順に効力を発揮すると言われています。
そこから、妊活にも効果を発揮する石だと言われることもあります。
また、レッドアゲートには家族の絆を深める働きもあると言います。
レッドアゲートは、血に関する問題に対する対応力が高いことから、昔も血液の病気の治療に用いられていたそうです。
上記に挙げたレッドアゲートの健康面の効果効用については、医学的根拠や科学的根拠に基づくものではありません。
その点に十分留意したうえで、レッドアゲートを使用するようにしてください。
レッドアゲートの色味
レッドアゲートの結晶は、潜晶体であるため大変染色しやすい鉱物となっています。
潜晶体とは、鉱物の表面に肉眼では見ることが出来ない細かな穴が無数に空いたもので、
この細かい穴に金属イオンを含む染色液を浸み込ませ、加熱処理することで、様々な色に染色しています。
レッドアゲートの場合はもちろん、赤色の染色液を用いて染色しています。
浄化方法
レッドアゲートには、特に避けるべき浄化方法や注意すべき浄化方法というものがありません。
すべての浄化方法――太陽浴(日光浴)、流水を用いた浴水浄化、セージの葉を用いた煙浴、水晶クラスターを用いた水晶浴、月光浴など――で浄化することが出来ます。
レッドアゲートには、マイナスエネルギーを吸収する働きもあるとされるため、
急激に悪いエネルギーを吸い取ってくれた後には、必ず石の浄化をするようにしましょう。
特に石が疲れていると感じた時はいつもより丁寧に、長めの浄化を心がけるようにしてください。
主な原産地
レッドアゲートは、ブラジル、ウルグアイ、インドなどから産出されるアゲートに染色して生み出されます。
そして、レッドアゲートになる前のアゲートの産地をそのままレッドアゲートの産地とすることが多いです。
鉱物学
レッドアゲートは、アゲートと同じ構造を持つ鉱物です。
石英の顕微鏡的な結晶が集まって塊状になっているものをカルセドニー(玉髄)と言い、その中でも、珪酸沈殿状態で組織に粗密が出来て、縞模様になったりしたものをアゲートとしています。
アゲートは、潜晶質のために着色処理が可能で、レッドアゲートは特に赤色に染められたアゲートのことを指して言います。
このように、レッドアゲートは、人工的に染色して作り出されたものであり、自然界には天然のレッドアゲートは存在しません。
レッドアゲートの結晶は、SiO2で表わされます。結晶構造は、六方晶系(潜晶質)に属します。
岩石の空隙中に層状に沈殿したり、また、その崩壊によって生じた砂礫の中から産出します。
モース硬度は6.5から7と、水晶とほぼ同じ硬さを持ちます。