パワーストーンにはさまざまな形状があります。丸く磨かれたものもあれば、石本来の形をそのまま表しているものや、ひし形に加工されたものまで、色だけでなくその形状によっても人々の目を楽しませてくれます。その中でも、六角形の形状をしたパワーストーンは種類に限らず力強さを感じます。今回は六角形に秘められたパワーについてご紹介します。
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六角形のパワー
ヘキサゴンといえば、スピリチュアルに興味のある人は知っているであろう正六角形を意味します。三角形と逆三角形を合わせたもので、幾何学でいうところの安定した形状であるため「宇宙のエネルギーを集める」パワーがあるとされます。これが立体化したものが「マカバ」と呼ばれるもので、人間の能力を高めてくれるシンボルとなります。イスラエルや古代ユダヤ教のシンボルとして神聖視され遺跡や建物にも刻まれており、また魔よけや悪魔から身を守る魔法陣のシンボルとしても、マンガや映画などにも度々登場します。日本では六角形のことを「籠目」と呼び、同じく魔よけの力があると信じられていました。歴史的に一時はキリスト教を冒涜する悪魔のシンボルとして誤解されたこともありましたが、魔力の象徴として今日まで人々の心を離さない魅力ある形でもあります。
パワーストーンの水晶は六角形の集まり?
さて、パワーストーンの中でも六角形の形で多いのが水晶になります。水晶といえば、先が六角形にとがったものを想像する方が多いはずです。水晶は加工せずとも、ほぼ六角形の形で原産地から産出します。なぜなら、水晶の原子自体が六角形をしており、例えるならどこを切っても必ず六角形になるような構造をしているのです。この六角形は魔力のシンボル以外に、自然界では数多くみられる形になります。ミツバチの巣の形や亀の甲羅、冬に舞い落ちる雪の結晶など、他にも六角形をしたものは数多く存在します。誰が決めたルールなのだろうと自然の驚異を感じる瞬間です。そんな六角形のパワーを秘めた水晶は、オールマイティーなパワーストーンとされています。
オールマイティーな水晶のパワー
神聖な数字である「6」を宿した水晶は、それこそオールマイティーな効力をもつパワーストーンです。水晶のパワーとして、魔をはね返す魔よけや、身を守る護身の効果があります。また、水晶の澄んだ透明な表面のように心を映し出すためか、持つ人の潜在能力を引き出し高めてくれる効果もあります。他のパワーストーンを浄化するにあたっても、この水晶が多く使われます。悪い気を吸ってくれたり、土地の浄化には水晶そのものを埋めるといったことも行われるほどです。それほど浄化の力が強いのです。それだけでなく、他のパワーストーンの力を高めてくれるサポート役に万能さを発揮してくれます。ブレスレットなどでも、他のメインとなるパワーストーンとともに、補助として水晶と一緒に連なっていることがあります。持ち主だけでなく、他のパワーストーンの力も高めてくれる姿は、まさに主役、サポート役と、どちらもオールマイティーにこなしてくれる優れたパワーストーンです。
まとめ
六角形といえば、魔法を夢見る人が一度は触れたことのある形になります。その六角形を身に宿した水晶は、まさにオールマイティーな能力が秘められています。「6」という数字自体にもパワーが秘められているため、それを併せ持つ水晶は万能のパワーストーンになります。補助としても活躍してくれるので、他のパワーストーンとあわせて持っていたいですね。