パワーストーンとは、不思議な力を持つとされる特定の宝石のことを言います。このパワーストーンの愛用者はかなり多く、自分の誕生石があしらわれたブレスレットなどのアクセサリーを身につけているという方は多くいらっしゃいます。パワーストーンにはそれぞれ様々な効力を持ったものが数多くあり、それぞれの効能をよく理解したうえでパワーストーンを身につけなければいけません。独学でパワーストーンを身につけてしまいますと、使用法やそのパワーストーン同士の相性を誤ってしまい、逆効果をもたらすことにつながりかねません。
関連本などでその知識を身につけることもできますが、様々な解釈や考え方のあるパワーストーンを独学で学んでしまうと、偏った知識が身についてしまうおそれもあります。そこで、パワーストーンに関連する資格の取得をおすすめします。資格を取得すれば、自分の知識が正しいものと自信を持つことにつながりますし、パワーストーンに関連する知識を持っていることの客観的な証明になります。
ここでは、そんなパワーストーンに関連する資格をご紹介していきたいと思います。
目次
① 「天然石鑑定士」
パワーストーン関連の資格で最も人気が高かったのは、「天然石鑑定士」でした。この資格は、心のケアやカウンセリング資格を数多く主催する日本メディカル心理セラピー協会が主催する認定資格です。天然石のもつ力を心のケアに活用しようという趣旨で設けられた資格で、この資格を取得すれば、天然石に関しての知識だけでなく、セラピストとしてのカウンセリング技術があることも資格によって証明されます。
この資格を取得した方の中には、実際にセラピストとして働かれている方も多くいらっしゃいます。天然石の持つ力で人を癒したいとお考えの方にはぴったりの資格だといえます。
天然石鑑定士資格の特徴
天然石とは、天然の鉱物や岩石などの総称で、パワーストーンとも呼ばれるものです。石には強いエネルギーがあり、自分の願いに合わせた石を持つことでエネルギー振動を起こし、願いを叶えると言われています。
天然石鑑定士は、天然石の種類や取り扱い方法、浄化法などの知識、パワーストーンの選び方やそれぞれの持つ力を理解し、願いや悩みに沿った石を選び、サポートできる能力が認められた場合に与えられる資格です。
試験自体は難しいものではなく、70%以上の評価で合格となります。
天然石鑑定士資格試験の受験料・開催場所・試験日程
天然石鑑定士資格試験は在宅受験の形式で、毎年6回、偶数月に開催されます。受験料は10,000円(税込)です。
天然石鑑定士資格の取得方法・費用・期間など
資格取得のための勉強は、通信講座を利用すると効率的です。そのためには、諒設計アーキテクトラーニングの「パワーストーン鑑定士W資格取得講座」か、SARAスクールの「パワーストーン基本コース」をおすすめします。
どちらも受講料は59,800円。日本メディカル心理セラピー協会の「天然石鑑定士」と、日本占い師協会の「パワーストーン鑑定士」の2つの資格に対応しています。
さらに、「パワーストーン鑑定士W資格取得スペシャル講座」「パワーストーンプラチナコース」を受講すると、上記の2資格が試験免除で取得できます。受講料はどちらも79,800円です。
標準受講期間は、2か月~6か月になります。
天然石鑑定士資格取得後の仕事・収入
天然石鑑定士の資格を取得すると、人の悩みや願いに応じて適切な天然石を選び、組み合わせや使い方などをアドバイスすることができます。副業として、自宅の一室を仕事場として活動する方が多いようです。
また、パワーストーン鑑定士としてスピリチュアル関連のショップやストーンショップで働いたり、自宅やカルチャースクールなどで講師として活動したりすることも。さらに、アクセサリーデザイナーの道に進むことも可能です。
収入は、職業や働き方によって差がありますが、副業として活動する場合には月に5万円ぐらいから、店舗や企業に就職した場合には、一般的な社員並みの月収になるでしょう。
天然石鑑定士資格のメリット
天然石鑑定士の資格を持っていれば、セラピストとして活動することができます。ストレスの多い現代人はさまざまな悩みを抱えているため、適切なアドバイスができれば活躍できるでしょう。副業として自分でアクセサリーを作って販売する方も多い中、天然石鑑定士の資格を持っていることをアピールすれば、他との差をつけることができます。
天然石鑑定士の口コミ評判について知りたい方はこちら(天然石鑑定士の口コミ評判について)
② 「パワーストーン鑑定士」
次に人気が高かったのは、「パワーストーン鑑定士」でした。この資格は、日本生活環境支援協会が主催する認定資格です。パワーストーンの持つ不思議な力をセラピーに転用しようという資格で、カウンセリング技術なども求められる資格だといえます。資格取得後には、パワーストーンへの知識が深いカウンセラーとして、クライアントの様々な心理相談に対応することができるようになります。講師業を目指されている方向けの資格だといえます。
パワーストーン鑑定士資格の特徴
パワーストーンとは、願いごとを叶えたりトラブルから身を守ったりする、特殊な力を持つと考えられている天然石や鉱物のことです。ダイヤモンドなどの宝石や、水晶、アメジストなどの半貴石などがそれに当たります。
パワーストーン鑑定士は、石の種類や意味、効果、浄化法、組み合わせ方などの知識を十分に理解していると認められた場合に与えられる資格です。12か月の誕生石や風水との関連性についての知識もあり、クライアントに合ったパワーストーンを選ぶことができます。
試験は比較的易しく、70%以上の評価で合格となります。
パワーストーン鑑定士資格試験の受験料・開催場所・試験日程
パワーストーン鑑定士の資格試験は年に6回、偶数月に開催されており、自宅で受験できます。受験料は10,000円(消費税込み)です。
パワーストーン鑑定士資格の取得方法・費用・期間など
資格取得のためには、通信講座を受けると効率が良いです。
講座には、諒設計アーキテクトラーニングの「パワーストーン鑑定士W資格取得講座」と、SARAスクールの「パワーストーン基本コース」があります。
どちらも日本占い師協会の「パワーストーン鑑定士」と日本メディカル心理セラピー協会の「天然石鑑定士」の2つの資格に対応しており、受講料は59,800円です。
なお、「パワーストーン鑑定士W資格取得スペシャル講座」「パワーストーンプラチナコース」を受講した場合、この2資格が試験免除で取得できます。受講料はどちらも79,800円です。
受講期間は2か月~6か月です。
パワーストーン鑑定士資格取得後の仕事・収入
パワーストーン鑑定士の資格を取ると、悩んでいる人を解決に導くパワーストーンを選び、使い方のアドバイスができるようになります。セラピストとして活動する場合には、カウンセリングしながら適切な石を選ぶことが必要です。その知識を人に教えることもできますので、自宅やカルチャースクールなどでパワーストーン講座を開くのも良いでしょう。
また、石を輸入・販売したり、店舗やインターネット上で情報や魅力を発信したりすることも可能です。天然石アクセサリーの店や宝石店で販売員として働く道もあります。
商品が高価なものですので、パワーストーンの知識があると、お客様に説明する際に役立つことでしょう。収入は、講師やセラピストとして活動する場合には月に5万円くらいから、店舗や企業で勤める場合には一般的な社員並みの月収になります。
パワーストーン鑑定士資格のメリット
パワーストーン鑑定士は特殊な知識を持っていることが証明されるため、占いやセラピーの場面で資格を生かすことができます。ストレスの多い世の中で、人を癒すことのできる資格を持っていれば、さまざまなところで活躍できるでしょう。
パワーストーン鑑定士の口コミ評判について知りたい方はこちら(パワーストーン鑑定士口コミ評判について)
③ 「ストーンコンダクター」
「ストーンコンダクター」は日本パワーストーン協会が主催する資格です。この資格では144種類のパワーストーンの選択方法、パワーストーンを使ったアクセサリー作りなどの知識が認定される資格です。この資格を取得することで日本パワーストーン協会のホームページ上に登録することができ、クライアントのパワーストーン選定に助言を与えることができます。
ストーンコンダクター資格の特徴
一般財団法人生涯学習開発財団が認定するストーンコンダクターは、パワーストーンの専門家としてアドバイスできる技術を持っていることを証明する資格です。
「日本パワーストーン認定講座」で学科と実技を学び、修了することで取得することができます。講座の内容は、日本人9万3千人のカウンセリングに基づいた、日本人に効果的な石の組み合わせやアクセサリーの作り方などです。
ストーンコンダクター資格試験の受験料・開催場所・試験日程
ストーンコンダクターの資格は、1級ディプロマ試験に合格していることが受験の条件になります。資格を取るためには認定講座の受講が必須です。講座には、通学制の教室や通信講座があります。
ストーンコンダクター資格の取得方法・費用・期間など
資格取得のためにかかる費用や期間は、学ぶ講座によって異なります。楽習フォーラムの通信講座「ストーンコンダクター認定(1級ディプロマ+ストーンコンダクター認定)」の場合は受講料が66,960円(税込)です。受講期間も通信か通学か、また通う教室によっても異なります。通信講座の場合、受講期限は最長15か月です。
1級ディプロマは、公式教科書を基にパワーストーンの総合知識について学びます。ストーンコンダクターは、それに加えてパワーストーンの組み合わせや作り方などを学び、販売できるレベルの技法を身につけて得られる資格です。
ストーンコンダクター資格取得後の仕事・収入
ストーンコンダクターの資格を取得すると、教室を開講して講師としてパワーストーンの使い方などの指導をしたり、アクセサリーのデザインや販売、パワーストーンの仕入れや販売をしたりなどができるようになります。講座は対面指導だけでなく、通信講座を主催することも可能。その場合、受講料は6万~8万円に設定していることが多いようです。
ストーンコンダクター資格のメリット
資格取得後、楽習フォーラムに入会すると、最新のパワーストーン情報が学べる講習会に参加したり、良質なパワーストーンを特別価格で購入したりできるような特典が得られます。楽習フォーラムは生涯学習認定講師の会員管理団体で、その会員になることで活動のバックアップを受けることが可能です。
実際に会員として活動している講師が全国に大勢いることからも、ストーンコンダクターの資格を取得すると活躍できそうだということが予想されます。
④ 「パワーストーンセラピスト」
パワーストーンとは、特殊な力を持つと言われている宝石のことで、その歴史は古代文明にまでさかのぼります。
パワーストーンセラピストは、一般財団法人の日本能力開発推進協会が認定する資格です。
パワーストーンセラピスト資格の特徴
パワーストーンの種類やそれぞれの特徴などの基礎知識から、クライアントの悩みや希望に応じた適切なパワーストーンを選ぶことができる技術までを備えていることが証明されます。
日本能力開発推進協会指定の教育機関での講座を受講し、修了することが受験の条件です。70%以上の得点で合格となります。
パワーストーンセラピスト資格試験の受験料・開催場所・試験日程
パワーストーンセラピストの資格試験は、認定講座を修了後、随時自宅で受けることができます。受験料は5,600円(税込)です。
パワーストーンセラピスト資格の取得方法・費用・期間など
この資格試験を受けるためには、キャリアカレッジジャパンの「パワーストーンセラピスト」を受講することが必要です。費用は57,000円ですが、ネットからの申し込みで47,000円になります。標準学習期間は4か月です。
この講座では、パワーストーンの基礎から専門知識までが身につくようになっています。カウンセリングやアクセサリー製作の実践的な技術も学べる内容です。
パワーストーンセラピスト資格取得後の仕事・収入
パワーストーンセラピストの資格を取得すると、セラピストとしてクライアントの悩み解決や望みを叶えるために最適な石を提案し、使い方をアドバイスすることができるようになります。カルチャースクールなどで教室を開くことも可能です。講座で実践的に学んだカウンセリングの技術を生かして、自宅サロンを開業することもできます。パワーストーン専門店に勤務しても、お客様に合った商品を的確に提案することができるため、感謝されるようになるでしょう。
また、講座ではアクセサリー製作技術も学びますから、自分でアクセサリーを作ってネットショップや実店舗で販売する方も多いようです。収入は業務形態によってまちまちですが、5万円程度から一般の社員並みの月収が予想されます。
パワーストーンセラピスト資格のメリット
最近では、ストレスから心の病を発症する人が増えてきており、深刻な問題となっています。アメリカではカウンセラーに相談するのは普通のことですが、日本でもカウンセラーが身近な存在になることが求められるようになってきました。そのような時代にパワーストーンセラピストの資格を取得すれば、さまざまな場面で活躍できることでしょう。
⑤「天然石検定」
「天然石検定」は、天然石検定協議会の主催する検定資格です。この資格は、価値があいまいになってしまっている天然石への理解を深めるという目的で設立された資格です。天然石について勉強し始めたという方におすすめの資格だといえますが、あまり専門性は高くありません。
以上、天然石関連の資格をご紹介しました。