目次
数秘術をご存知ですか?
ギリシャの哲学者「ピタゴラス」が、弟子と共に生み出した「数秘術(ヌメロロジー)」、聞いたことがある方も多いでしょう。
生年月日を元に「誕生数」を割り出し、その数字に基づいて個人の性格や運命を引き当てると言うものです。ピタゴラスは「万物の根源は数である」と信じ、全ての事柄は数に支配されていると教えを説いた数学者。人間をも数で見極めようとしたのですね。
生年月日を基にした「誕生数」のほかに、名前から割り出す「姓名数」と言うのもあります。これはぜひ試して見たいですね。
早速、ご紹介していきましょう。ノートとペンのご用意を。
誕生数の割り出し方
まずは生年月日を西暦で書き出しましょう。例として「1980年10月25日生まれ」を基に計算していきます。全ての数字を足してください。
○1+9+8+0+1+0+2+5=27
次は、この「27」をさらに足して一桁にします。
○2+7=9
このように、1980年10月25日生まれの誕生数は「9」となります。ちなみに、初めの計算で「11」か「22」になった場合は、マスターナンバーと呼ばれるものなので、その時点で計算終了です。逆に、2回目の足し算でも二桁の状態ならば、もう1度足して一桁にしましょう。
意外と単純ですね。では次は「姓名数」の計算にチャレンジです。ちょっとややこしいので、頑張ってついてきてくださいね。
姓名数の割り出し方
まずは、あなたの名前をローマ字に変換するところから始めます。始めは、苗字と名前を分けた状態で計算していきます。例として、代表的な仮名「山田花子」を基に見ていきましょう。
○YAMADA・HANAKO
これを1〜8の数字に割り当てていきます。それぞれの数字に当たるアルファベットは以下の通り。
○1=「A・I・Q・J・Y」
○2=「B・K・R」
○3=「C・G・L・S」
○4=「D・M・T」
○5=「E・H・N」
○6=「U・V・W・X」
○7=「O・Z」
○8=「F・P」
山田花子(YAMADA・HANAKO)に数字を当てていきましょう。
○山田:Y=1・A=1・M=4・A=1・D=4・A=1
○花子:H=5・A=1・N=5・A=1・K=2・O=7
さて、この状態から苗字と名前をそれぞれに足し算していきます。
○YAMADA:1+1+4+1+4+1=12
○HANAKO:5+1+5+1+2+7=21
苗字と名前、それぞれの数字が出ました。では、これを一つにつなげるために足しましょう。
○12+21=33
最後に、この「33」を足して終了です。
○3+3=6
山田花子さんの姓名数は「6」になります。ちなみに姓名数も誕生数と同じで11・22のマスターナンバーが存在します。さて、あなたの数字は割り出せましたか?
はい、お疲れ様でした。
それぞれの数字が持つ意味と象徴
早速、数字の持つ意味を見ていきましょう。
○1:【誕生数】意志・独立性【姓名数】指導・開拓
○2:【誕生数】楽観的・人気者【姓名数】直感・協調性
○3:【誕生数】前向き・快活【姓名数】会話力・表現力
○4:【誕生数】安定・慈しみ【姓名数】正確・持久力
○5:【誕生石】柔軟・神経質【姓名数】適応力・知的
○6:【誕生数】均等・調和【姓名数】実行力・芸術的
○7:【誕生数】知性・思想【姓名数】直観的・知力
○8:【誕生数】秩序・リーダー的【姓名数】統率力・開拓
○9:【誕生数】完成・包容【姓名数】柔軟性・多才
○11:【誕生数】魅力的・惹きつける【姓名数】霊感・実行力
○22:【誕生数】有能・卓越【姓名数】高いカリスマ性
象徴的な単語ですので、イメージを膨らませる必要がありますが、それぞれがあなたの性格や運命に対する「キーワード」となります。誕生数と姓名数を覚えておけば、別の占いで使えるかもしれませんよ?
まとめ
いかがでしたか?少し疲れてしまいましたね。
この「ヌメロロジー」は、占いと言うより「数学」に近いものです。この世に偶然はない、全て決められていることだと言う考えなので、ちょっと極論になりますが...覚えておけば話のネタに使えますよ。
キーワードを元にパワーストーンを選んでみるのも楽しいですよ。
自由なアプローチで柔軟に、あなたらしい「ストーン・ライフ」を送ってくださいね。