それぞれの石に異なる効果があるパワーストーンですが、それは形も影響するのをご存じでしょうか。パワーストーンというとタンブルという丸みを帯びた石が一般的ですが、真ん丸の丸玉も次いでよく販売されています。その丸玉にまつわるお話をご紹介したいと思います。
丸玉の形に秘めた効果
タンブルは丸みを帯びいてはいませんが、不揃いですし完全な球体ではありません。丸玉は精密な球体で全く同じ形のものがいくつも販売されています。
この丸玉の持つ球体という形は、完全な形や無限の広がりをあらわし、石全体からパワーを発したり、エネルギーを吸収することが可能なのです。完全性や永遠の象徴として調和をもたらす作用や正しい進むべき道を照らしてくれるとされています。そのため、人の集まる場所に設置すると、このような効果が行きわたりますので、より効果的に使用することができるでしょう。
丸玉は完全な形といわれる球体なので、全ての方向へ均一に力を放出させて、人間関係を円滑にしてトラブルを未然に防いだり、瞑想する際の集中力アップにも効果的です。その他にもマイナスエネルギーを吸収しやすいことや、石との波動と同調しやすい効果もあり、石本来のパワーを引き出しやすくなっています。
大きな丸玉の使い方
丸玉で持ち運ぶには適さないサイズのものは、部屋に置く使用方法が良いでしょう。球体ですので直接棚などに置くと転がってしまうので、専用の台座や座布団を用意して設置してください。
丸玉のパワーストーンを置く場所は清潔にして、目に留まりやすい場所が好ましいです。勉強机や書斎などの机の上に置けば集中力を高める効果が発揮されたり、テレビやパソコンの近くに水晶を置けば電磁波を散らしてくれる働きもあります。
玄関は人の出入り口でもあり、エネルギーも出入りしています。浄化作用のある水晶系のパワーストーンを置くと部屋の中に入る前に吸収してくれるのでとても効果的です。同じような効果は窓辺でも発揮されますが、直射日光が当たり、色が薄くなる石や、レンズ効果で火事になる危険があるので注意してください。
小さな丸玉の使い方
小さな丸玉のパワーストーンは袋に入れて持ち運ぶこともできますし、もちろん部屋に飾っても良いでしょう。
持ち歩く際は袋などの入れ物は柔らかい素材を使い、石にダメージを与えないものが良いでしょう。なるべく1つの袋に1つの石を入れて、複数同じ袋に入れないようにしてください。石同士が直接触れ合っていると、移動時の振動でぶつかり合いヒビが張ったり削れたりしてしまう可能性があります。
別の袋に分けることが難しいようであれば、石と石の間にクッションになるような綿などを入れてあげると良いでしょう。
その他の活用法としては手に握って瞑想をすれば集中力アップとなったり、ストレス解消にも効果があるとされています。外出時に嫌な事や、イライラするようなことがあればカバンやポケットに手を伸ばして、その中で触れてみるだけでも気持ちが落ち着く効果があるので、利用してみてください。
占い師さんの定番の「アレ」もできる!?
占い師さんや霊能力者の方が水晶を覗いて未来を予言したり過去を当てたりしていますよね。なにか特別な力がある人ならば、水晶玉の中に何か見えるのかというと、実はそうではありません。能力がある方たちは、水晶からパワーを借りてインスピレーションや集中力を高め、自分の頭の中にビジョンとして思い浮かべているそうです。
アニメなどの演出で、水晶玉の中に映像が写し出されていることが多いので、そんなイメージが刷り込まれてしまったのかもしれませんね。
ちなみに、このような水晶玉を使った透視能力は霊感などがなくても、訓練すればできるようになる人もいるそうです。興味のある方は、試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
地球も球体で、物を構成する原子も球体と言われていますから、丸玉のパワーストーンも力が発揮されやすいのかもしれませんね。
丸玉のパワーストーンは、複数のサイズが販売されているので、ご自分で使いやすいサイズのものを購入して使用してみて下さい。そして、持ち歩いたり、部屋に飾るなどして、毎日の生活をより良く過ごすパートナーとなるでしょう。