尖った結晶が連なったクラスターは、とても力強い輝きを放ち、浄化アイテムとしては最強と言われるパワーストーンです。最も認知度が高いのは「水晶クラスター」。しかしよく見てみると、透明度も色合いも様々です。
今回は、そんな水晶クラスターの産地に注目。それぞれの特徴をご紹介していきましょう。
ブラジルの水晶クラスター
クラスターの産地で最も有名なのがブラジル。ブラジルの水晶クラスターは透明度が非常に高く、まるでガラスのように透き通っています。
ポイントは太く力強い形状が多いのが特徴。存在感があり、圧倒されそうなパワーが伝わってきます。しかし光を反射する姿はとても繊細で、儚げな質感も隠し持っている不思議なクラスターです。
ヒマラヤの水晶クラスター
最も天に近い存在とされるヒマラヤ水晶クラスター。母岩に含まれる鉱物や土壌の影響で、様々な色が現れます。緑泥石を含んで模様が見えるものや、酸化鉄の影響で淡いピンクに変色したもの、他にもイエローやオレンジなど、多種多様なクラスターが楽しめます。
採掘場は何ヶ所か点在しますが、どこも高所なために機械が入れず、ヒマラヤの水晶クラスターは未だに人の手によって採掘されています。そのため、産出量は限られています。
多角的に見ても、かなり希少なクラスターと言えるでしょう。
中国の水晶クラスター
山脈が連なる四川省で産出される水晶クラスターは、別名「針水晶」と呼ばれます。ポイントが細く、その密集度もかなりのもので、とても繊細な姿です。
針のようなポイントが一斉に光を反射する様は神秘的です。自然のシャンデリアと言ったところでしょう。
広大な敷地から大量に産出されていましたが、環境や資源保護のために、徐々に規制がかかってきています。今は価格が安定していますが、いずれ高級クラスターの仲間入りをするでしょう。
マダガスカルの水晶クラスター
固有の動植物で有名なマダガスカル島では、様々な鉱物が産出されています。しかし水晶に関しては、かなり希少性が高いようです。
氷砂糖のような質感で透明度は低いのですが、ゴツゴツと大きなポイントがひしめき合った形は、独特のパワフルさを持っています。
流通量が減少しているため、価格が高騰しています。見つけた時はぜひ手に入れたい希少なクラスターです。
アメリカの水晶クラスター
意外と知られていないのが、アメリカのアーカンソー州で産出される水晶クラスター。かなり透明度が高く、ポイントの形がシャープです。とても希少性が高いクラスターで、実物を見る機会に恵まれたら幸運と言うほかありません。
ポイントの密集度も高く、非常にクリアなパワーを放つと言われています。確かなルートを確保している専門店でなくては手に入らない、まさに幻の水晶クラスターです。
まとめ
いかがでしたか?
クラスターと言っても、産地によってかなり特徴があって面白いですよ。一般的にはヒマラヤ産やブラジル産が手に入りやすいでしょう。ただ、大きさや透明度によってはかなり高額になります。まずは手のひらサイズから集めて見るのも良いでしょう。
クラスターはポイントから浄化パワーを放出しますので、小さいサイズでも効果は抜群です。家の各部屋にインテリアとして置くと、全体の気の流れをスムーズにしてくれますので、ぜひお試しください。
多様な姿を楽しみながら、あなたらしい「ストーン・ライフ」を送ってくださいね。