1999年にカプコンから発売された3Dの対戦型アクションゲームをご存知ですか?その名も「パワーストーン」。
ちょうどスピリチュアルブームに乗ってパワーストーンがブームを迎えていた時期で、テレビアニメのシリーズも制作されました。
昭和生まれの方には懐かしいお話でしょうね。今回はアクションゲーム「パワーストーン」のお話をしていきましょう。
なんでもできる!だれでもできる!
立体的なステージデザインと、壁をよじ登ったりできる自由度が、当時のゲームシーンに革命を起こしたと言われています。スピード感のある対戦型のゲームで、1対1の勝負が繰り広げられます。
作品名にもなっている「パワーストーン」は、ゲームのアイテムとして登場します。パワーストーンを3つ集めることで、操作しているキャラクターが変身を遂げ、一定時間だけ強力な攻撃力を保つことができるシステムです。
対戦相手に対してキックやパンチなどの攻撃を当てると、ライフではなく相手の持つパワーストーンを奪うことができます。
キャラクター
【エドワード・フォッカー】
主人公。冒険家で、フォッカー家に伝わる古い書物に書かれた「パワーストーン」を求めて旅をする。キャッチフレーズは「赤い疾風」。
【ルージュ】
占い師。水晶の輝きに導かれて、パワーストーンを探す旅に出る。占いの的中率200%と言う凄腕。キャッチフレーズは「灼熱の魔女」。
【ワンタン】
カンフー修行家。免許皆伝の試練が「この世のものとは思えぬ光を放つ玉(パワーストーン)」を探すことだったため、修行の旅に出る。キャッチフレーズは「連撃の昇竜」。
【竜馬】
浪人。某国の下級武士で、もっと広い世界を求めて旅をする。全てを一刀両断する刀を所有している。キャッチフレーズは「無頼の剣豪」。
【あやめ】
旅芸人。忍者の家系で、殿様に渡された地図にある「力石(パワーストーン)」を探して旅をする。キャッチフレーズは「桜花の舞姫」。
【ガンロック】
炭鉱夫。鉱山仲間から聞いたパワーストーンを探し、多くの鉱山をめぐる旅をしている。キャッチフレーズは「轟力重戦車」。
【ジャック】
無職。包帯姿の殺人鬼で、光物好きが高じてパワーストーン探しの旅に出る。キャッチフレーズは「凶器の道化師」。
【ガルーダ】
賞金稼ぎ。故郷の村が流行病に襲われたため、村人たちを救うためにパワーストーンを探している。キャッチフレーズは「誇高の荒鷲」。
作品名の割に…パワーストーンが出ない
「パワーストーン」と名付けるほどですから、さぞ天然石が登場するであろうと思いきや…どこにも使われていません。パワーストーンと言うアイテムはありますが、例えばクォーツやアメジスト、オニキスなどの石の名前は全く出てきませんのでご注意ください。
せめて技の名前に使われているかと期待した方もいらっしゃるでしょうが、皆無です。パワーストーンを3つ集めれば一定時間は強くなると言うことで、何となく「スーパーマリオのキノコ」に近い扱い方が、ある意味…笑えるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
懐かしい思い出が蘇った方もいらっしゃるかもしれませんね。今では考えられないような単純明快な設定が、逆に斬新な感じもします。
できれば、今の技術で改めてリメイクしていただいて、パワーストーンの種類を増やしたり、集めた石によって技が変化したり…世界観を広げて欲しい気もしますね。
パワーストーンファンの皆様、期待して待ちましょう。