いろいろ欲しいけど相性が…
パワーストーンが好きな方は、さまざまな種類の石を所有しています。たくさんあると、TPOに合わせて着替えたり重ね付けしたり、楽しみが増えますよね。そこで気になるのが「石の相性」です。パワーストーンには「相性の良し悪し」があると言われ、一緒に使ってはいけない組み合わせがあるとされていますね。
インターネットで調べてみても、サイトによって書いてあることが違うので戸惑う方も多いのではないでしょうか?特に初心者ユーザーにとっては判断材料がないと、気になってせっかくのパワーストーンを片付けてしまう方もいらっしゃいます。
果たして、石の相性はどう判断すれば良いのでしょうか?何よりも、本当に相性はあるのでしょうか?
パワーストーン同士が喧嘩する?
相性が悪いと言われる組み合わせを使うと、石同士が喧嘩をしてしまうと言われています。その結果、負のオーラが発生して災いを呼ぶのではないかと懸念する方も。まずはあなたの中にある誤解を解くことからスタートしましょう。
パワーストーンは持ち主に危険を及ぼすものではありません。邪悪な気を放つこともありませんし、石同士が嫌い合うこともないのでご安心を。
どこからこんな噂が立ったのか不思議ですね。天然石は大地が生み出した宝石です。私たち人間よりもずっと長い年月をかけて成長してきた、言わば「先輩」にあたります。その神秘的な美しさに古代人は魅了され、信仰や権力の象徴として珍重してきました。
もしパワーストーンをつけたことで災いが起きたとしたら、それは持ち主の「不安な心」がそうさせただけに過ぎません。天然石は純粋無垢、怖いのは「人の念」なのです。
強い石と優しい石に分けてみる
パワーストーンには、人と同じように「性格がある」と考えましょう。例えばオニキスは、周囲の邪気をはねのける強いエネルギーを持っています。それとは逆に、ローズクォーツは持ち主の心に寄り添う優しいエネルギーを放ちます。この2つを並べて使う場合、オニキスの押しの強さにローズクォーツが身を引く可能性があります。
これは決してお互いの存在を脅かすものではありません。また、喧嘩をするわけでもありません。助け合おうにも、オニキスは前を向いて攻撃に備えているので、そこにいるローズクォーツに気付かないのです。ローズクォーツも、全く担当が違うオニキスとどうやって協力すれば良いか探っている状態。
せっかく並べて使うなら、やはり相乗効果が欲しいですよね。もし両極端な性格の石を同じアクセサリーに使うならば、「水晶」を仲介役に追加しましょう。水晶はとても強力な調和の力を持っているので、お互いの石を知り合わせてくれます。
目的別にパワーストーンを組み合わせる
オリジナルのアクセサリーを作る時にありがちなのが、「欲張りすぎる」こと。魔除けの石も欲しいけど、対人関係の石も欲しい…あと片思い中だから恋愛の石も入れたいし…こうなってくると、1番の目的がわからなくなってしまいます。
お守りがたくさん欲しい方は、パワーストーンのカテゴリー分けをしましょう。魔除け用、仕事用、癒し用、恋愛用と、悩みやシチュエーションに応じた組み合わせを作ります。性格の似た石が集まるので、仲良く手を取り合ってくれます。
もしいくつか合わせて使いたいときは「恋愛用+癒し用」、「魔除け用+仕事用」と分ければ問題ありません。もしくは、純度の高い水晶のブレスレットを一本購入して、「恋愛用+水晶+魔除け用」と、常に隣り合わせに持ってきても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
パワーストーンは人に寄り添う存在です。いつも大切に扱ってくれる持ち主を陥れるような、妙な感情は持ち合わせていません。ネット情報や霊感商法まがいの話に惑わされず、手に入れたパワーストーンを愛してあげましょう。長い旅を続けてあなたの手に迎えられた、ステキな宝石なのですから。
もっと優しく、愛情を持って。あなたらしい「ストーン・ライフ」を送ってくださいね。