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「パワーストーン」って、外国でも通じるの?

投稿日:2016年10月27日 更新日:

「パワーストーン」は直訳すると、「力石」「力を持つ石」。なんとなく海外でも通じそうな言葉に思えますが、日本だけの言い方で、いわゆる和製英語です。海外で「power stone」といって通じるのは一部のマニアくらいで、一般的にはカプコンの対戦アクションゲームやそれを原作としたテレビアニメを示すことが多いそうです。

パワーストーンはGemstone ジェムストーン

英語圏の国では「crystal」や「gemstone」という言葉が使われます。gemstoneは「宝石の原石」。学術用語としての定義は一定していませんが、加工によって宝石または飾石として一般的に利用される価値をもった鉱物をさします。なお、加工はこれまでは形態加工が主でしたが、着色加工も多くなっているようです。

日本で使われているような意味を示す英語としては、healing gemstones、 healing crystals、 healing stones。

その歴史を簡単にみていきましょう。

パワーストーンの歴史

古来から、世界各地の文明で「石」には特殊な力があると考えられてきました。

例えばヒスイは不老不死や生命の再生をもたらす力があると信じられており、古代中国の始皇帝や中南米の王族の遺体は全体がヒスイで覆われていたといわれています。また、ニュージーランドや中南米では呪術の道具として用いられていました。アメジストは、ヨーロッパでは魔力を持っていると信じられていたそうです。

この宝石にあるとされてきたパワーの伝説が1970年代アメリカのヒッピー文化、自然回帰ムーヴメントの中で注目され、瞑想やヒーリングなどの際に使われるようになりました。

特にヒーリングの力が強いと愛用されたのが水晶で、「クリスタルパワー」という言葉が作られたほどだそうです。その後、日本でもニューエイジブームが訪れて、鉱物がパワーストーンとして売れるようになりました。

宝石もパワーストーン?

gemstoneは宝石の原石という意味ですが、宝石の定義とは何でしょうか。宝飾品として加工された価値のある鉱物のこと、だそうです。約4000種類の鉱物のうち、一般的な宝石として利用されているのは30種類くらいだとか。具体的には、

①色彩、透明度、光沢、模様などが優れて美しい②傷がつきにくく、丈夫で耐久性がある③産出量が少なく、入手が困難なため希少価値がある、というのが宝石の定義だそうです。

ダイヤモンドは、ものすごく強いパワーを持っているといわれていますから、宝石もパワーストーンといえるのでしょうね。

パワーストーンは半貴石?

それから、よく「貴石」、「半貴石」という呼ばれ方もしますね。これは、宝石の取引上の分類だそうで、

貴石 Precious stoneはモース硬度が7以上で、希少性の高く高価なもの。筆頭はダイヤモンドで、ルビー、サファイヤ、エメラルドを含めて「4大貴石」といわれています。

半貴石Semi-precious stoneはモース硬度が7以下。鉱物と真珠やサンゴなどの有機物のうち、美しさが際立っているもの全般、貴石以外の宝石をさします。アメジスト、ラピスラズリ、トルコ石など産出量が多く、硬度も低くて、価格もあまり高くないものをいいます。

貴石といわれていても、エメラルドやオパールは簡単に欠けたりするし、半貴石でも、ブラック・モアッサナイトという石のように、硬度が9.25もあるものもあります。それに、半貴石のトルマリンの一種、パライバ・トルマリンはその美しさと希少価値から貴石として扱われています。

結局、国や専門家によってその基準は異なっていて、宝石業界でも統一はされていないそうです。

まとめ

外国にも、パワーストーンを扱っているヒーラーのような人々はいるのですが、一般的ではないようです。説明するときは、healing gemstonesと覚えておきましょう。加工されていない原石のまま飾ったりする場合は、「rocks」ともいうそうです。

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