ローゾフィアの意味や効果
女神ソフィアの名前を持つこの石は、生きるための知恵を授けてくれると言われています。
ローゾフィアの持つ最大の効果は、ストレスからの解放になります。
精神的なストレス、肉体的なストレス、すべてのストレスから解放してくれる効果があるとされます。
未来に対する漠然とした不安、他人を信用できないことからくるストレス、自尊心の欠如から湧き上がる不安やストレス、人間関係の重圧からくるストレスなど、ありとあらゆるストレスからの解放を促してくれます。
そして、ストレスに起因する障壁や困難を乗り越える力強さをも与えてくれるとも言われています。
ストレスを悪化させるネガティブな思考パターンからも救い出してくれます。
また、ローゾフィアには愛の流れを整える効果もあると言われています。
一方通行の愛の流れを、循環型に変化させる力があるとされ、両想いになれるよう導いてくれると言われています。
ローゾフィアの石言葉
ローゾフィアの石言葉には、「知恵」、「叡智」、「ストレス解消」、「困難を乗り越える」、「相思相愛」などがあります。
ローゾフィアの色味
ローゾフィアの色は、淡いサーモンピンクのような色味からオレンジ色、赤に近いオレンジ色のものまで幅広くあります。
含有される黒雲母が点在して見られるものもあります。
ローゾフィアの名前の由来
ローゾフィアの名称は、世界の調和と美を司る知恵の女神ソフィアの名に因んで命名されました。
ローゾフィアの歴史
ローゾフィアは、2008年にアメリカの著名なパワーストーン研究家にしてヒーラーのロバート・シモンズ氏によって発見され、紹介された、比較的新しい鉱物です。
浄化方法
ローゾフィアは、太陽光に含まれる紫外線にとても弱い性質を有しているので、太陽光を用いた太陽浴(日光浴)での浄化には適しません。
また、モース硬度が2から2.5と大変弱く、デリケートな性質を有する石でもあるので、流水を用いた浴水浄化も避けたほうが良いとされていますが、特別水に弱い性質を有しているという訳ではありません。
ローゾフィアに適した浄化方法は、月光浴、水晶クラスターを用いた水晶浴、セージの葉を用いた煙浴になります。
先述の通り大変もろい性質を有する鉱物なので、浄化の際にはその取扱いに十分注意が必要です。
主な原産地
ローゾフィアは、アメリカのロッキー山脈(北部)からのみ産出します。
ところで、ローゾフィアは、ローゾフィアの発見者であるロバート・シモンズ氏率いる「ヘブン・アンド・アース社(H&E社)」が独占販売しているため、この「ヘブン・アンド・アース社」が卸しているもののみが本物(鑑定書付き)として市場に出ています。
「ヘブン・アンド・アース社」のものではないローゾフィアが店頭やインターネット上で売られている場合、偽物の可能性が高いので注意が必要です。
鉱物学
ローゾフィアは、フェルドスパー(長石)とクォーツ(石英)が混ざった石で、黒雲母を含有する鉱物です。
この鉱物は、比較的新しい鉱物であるため、まだはっきりとした鉱物学がありません。
結晶構造は、単斜晶系、斜方晶系、六方晶系のものが見つかっています。
モース硬度は2から2.5と、大変もろいです。