メタモルフォシス(メタモルフォーゼス)の意味や効果
メタルフォシスは、γ-線(ガンマ線)を照射したり、加熱することで色が様々に変化することに象徴される、変化や変容、変質、変革などに関するパワーを発揮する鉱物です。
中でも変容のパワーストーンとして、ヒーリング界で注目を浴びたこともあり、新時代へのシフトを促し、意識を変容させる効果が期待されます。
そこから、ニューエイジストーンとも呼ばれることがあります。
今の自分を変えたい、ステップアップした、新しい価値観を身に付けたいという人には特に効力を発揮するでしょう。
また、新しい環境や新しい職場などに順応したい時にもメタルフォシスはサポートしてくれると言います。
柔軟性を与え、多面的な考え方ができるよう導く力があるとされます。
これによって、古い考えや概念に固執することなく、新しいものにもすんなり慣れていくことが出来るようになるとされます。
人生や運命を自分の手で変えていきたいという人にも、メタモルフォシスは強力なサポートを与えてくれるでしょう。
ところで、メタモルフォシスをγ-線(ガンマ線)で照射し、300℃の熱で加熱して作り上げるオウロベルデクォーツの効果というのは、メタモルフォシスの持つ効果と基本的には同じものになります。
しかし、その効力はオウロベルデクォーツの方が数倍上だとされており、強力なパワーを求める人にはメタモルフォシスよりもオウロベルデクォーツの方が相応しいとされています。
メタモルフォシス(メタモルフォーゼス)の色味
メタルフォシスの見た目は、ミルキークォーツに似た、乳白色のものになります。しかし、それにγ-線(ガンマ線)を照射するとブラックダイヤのような漆黒の色味に、さらに300℃の熱で加熱するとグリーンゴールドの色に変化します。
さらに加熱すると再び黒色になります。
因みにこのグリーンゴールドカラーのものは、オウロベルデクォーツと言われています。
メタモルフォシスの名前の由来
メタモルフォシスの名称は、熱を加えることで、色味が変化することから付けられたものになります。
因みに、メタモルフォシスの名付け親は、スーパーセブンなどを世に送り出したことでも有名なヒーラーのA. メロディ女史です。
浄化方法
メタモルフォシスには、特に避けるべき浄化方法というものはありません。
すべての浄化方法――月光浴、太陽浴(日光浴)、流水を用いた浴水浄化、セージの葉を用いた煙浴、水晶クラスターを用いた水晶浴など――で浄化できます。
中でも、同じ水晶の仲間である水晶クラスターとの相性は抜群で、浄化のみならずパワーチャージにも有効だとされています。
主な原産地
メタモルフォシス(メタモルフォーゼス)は、ブラジルのミナス・ジェライス州にある2つの鉱山からのみ産出されます。
このため希少価値が高いとされています。
鉱物学
メタルフォシスは、バリウム、アルミニウム、銅、ニッケルを含む鉱物です。
メタモルフォシス(メタモルフォーゼス)の結晶は、SiO2で表わされ、六方晶系に属します。
六方晶系の塊状などで発見されることが多いです。
モース硬度は、7と、水晶と同じ硬さになります。