ホークスアイの意味や効果
ホークスアイには、タイガーアイのように仕事運や財運をアップさせる効果もあると言われています。
知性と叡智を授けて心眼を開くのを助け、邪悪なものを跳ね返して金運、健康運などを良くする力があると伝えられています。
行動力にも恵まれると言われています。
その他に、ホークスアイには、冷静さを与える効果があると言われており、これは、落ち着きのあるダークブルーカラーに由来するものだとされています。
冷静さによって、物事を客観的に見つめ直すことが出来るよう導く力があります。
また、冷静さのみならず、深い洞察力、判断力を与える効果も期待されます。
また、ホークスアイには、持ち主に自信を与え、積極的な行動が出来るよう促す力があるとされています。
行動力も身に付けたい人には良い効果をもたらしてくれるでしょう。
人のエネルギーに左右されないよう、持ち主のエネルギーを律する効果もあるとされます。
人の意見に左右されがちな人や自分の軸をしっかりと安定して持っていたいという人に、ホークスアイは力を発揮してくれます。
ホークスアイの色味
ホークスアイの色味は、灰青色とも黒に近い紺色とも言われる、ダークブルーカラーものになります。
この色は、クロシドライトのもので、本来のクロシドライトの色でもある灰青色がそのまま反映されています。
絹糸光沢、もしくは無光沢を持つ不透明な鉱物になります。
ホークスアイの名前の由来
この鉱物には、単斜晶系に属する繊維状のクロシドライトが平行に混入しており、これをカボション・カットすると光線の反応で鷹の目のように見えることから、ホークスアイの名前が付けられました。
日本では、ブルータイガーアイの名称で親しまれています。
浄化方法
ホークスアイには、特に避けるべき浄化方法というものがありません。
全ての浄化方法――太陽浴、月光浴、流水を用いた浴水、セージの葉を用いた煙浴、水晶クラスターを用いた水晶浴など――で浄化することが出来ます。
ホークスアイは、太陽光に含まれる紫外線にも比較的強い性質を持つので、出来るだけ太陽光で日光浴させてあげるのが望ましいとされています。
主な原産地
ホークスアイは、南アフリカ、ナミビア、西オーストラリア、中国などから産出されています。
鉱物学
アンフィボール(角閃石)の一種、クロシドライト(青石綿)が一部珪酸によって置換されて、繊維質のクォーツ(石英)になったもののことを、ホークスアイと言います。広域変成岩中、石英片岩中などにタイガーアイ(虎目石)と一緒に産出します。
タイガーアイの結晶は、NaFe(SiO3)2+混合物(Na2(Mg, Fe2+)3(Al, Fe3+)2Si8O22(OH)2)、もしくは、SiO2+クロシドライトで表わされ、
その結晶構造は、単斜晶系に属します。
単斜晶系の細くてしなやかな繊維状の結晶で見つかることが多いです。
モース硬度は水晶と同じ7になります。
因みに、この鉱物とよく一緒に産出されるタイガーアイは、クロシドライトの変質で、鉄分が水酸化鉄、すなわちリモナイト(褐鉄鉱)となり、黄褐色を示すものを言います。