ゴールデンスキャポライトの意味や効果
ゴールデンスキャポライトは、その色目からシトリンとよく似た石だと言われることがあります。
実際、ゴールデンスキャポライトの持つストーンパワーエネルギーは、シトリンの持つストーンパワーエネルギーをもう一段階強めたものになるのです。
具体的には、クリエイティブでエネルギッシュな効果と形容されるもので、特に感情をエネルギーに転換するパワーが強いとされています。
明るい気持ち、幸せな気持ち、前向きな気持ち、ポジティブな気持ちといったプラスの感情をエネルギーに変え、パワフルなエネルギーを持ち主に送り込む力が発揮されます。
そこから、ゴールデンスキャポライトには、エネルギーの循環を強化する作用があると言われているのです。
ネガティブさもポジティブなものにどんどん変えていく、前向きで明るい力強さがゴールデンスキャポライトの強みとも言えるでしょう。
また、肉体と感情と精神、魂との繋がりを強化する石としても知られており、全てを繋がらせることで、ひらめきや創造性といったものを与えてくれると言われています。
ゴールデンスキャポライトの石言葉
ゴールデンスキャポライトの石言葉には、「創造性」、「幸運」、「ポジティブ」、「エネルギーの循環」といったものがあります。
ゴールデンスキャポライトの名前に由来
ゴールデンスキャポライトという名称は、スキャポライトグループの中でも黄金カラーに輝くものに付けられたものです。
スキャポライトという名称は、この鉱物の結晶が四角柱状になることが多く、柱のように見えることから、ギリシャ語の「シャフト」を意味する“skapos”に因んで付けられました。因みに、和名は「柱石」と言います。
浄化方法
ゴールデンスキャポライトは、太陽光に含まれる紫外線の影響で変色を招く恐れはないのですが、直射日光にとても弱い性質を有しています。
そのため、長時間の太陽浴は、ゴールデンスキャポライトの浄化に適しません。保管する際も直射日光の当たらない場所で保管するよう、注意してください。
ゴールデンスキャポライトに適した浄化方法は、太陽浴以外の全ての浄化方法になります。具体的には、浴水、月光浴、セージの葉を用いた煙浴、水晶クラスターを用いた水晶浴などになります。
主な原産地
ゴールデンスキャポライトは、ミャンマー、タンザニア、スリランカなどから産出します。
鉱物学
ゴールデンスキャポライトは、様々なカラーバリエーションを持つスキャポライト鉱物グループの一つで、黄金色、黄色のものを指して言います。
ゴールデンスキャポライトの鉱物学はスキャポライトのものに準じています。
スキャポライトは、マイオナイト(灰柱石)とマリアライト(曹柱石)の二つが混ざり合って出来た固溶体のことを指して言います。
そのため、スキャポライト、及びゴールデンスキャポライトの結晶は、マイオナイトの3CaAl2Si2O8・CaCO3とマリアライトの3NaAlSi3O8・NaClで表わされます。結晶は、正方晶系に属する柱状結晶体で発見されることが多く、その他には塊状や粒状、劈開状(へきかいじょう)などでよく見られます。
モース硬度は5.5と、水晶よりも弱いです。