ゴジュナイトの意味や効果
ゴジュナイトは、幸運、創造力、魂の浄化、聡明さを表わす鉱物であるとされ、古くは真理を探究したい時に持つと効果が得られたと言い伝えられていたそうです。
雑念に囚われることなく、強い信念と集中力をもって行動し、目標に達成できるように導く力があると言われています。
また、霊的なメッセージを受けやすくなる効果があると言われており、シックスセンスを強化する働きがあるとされています。
福祉や看護、聖職者にとってのお守りとして効果を発揮するとも言われています。
それ以外にも、誘惑に弱い人や、ずぼらな人に繊細さや強い遺志を与えてくれると言います。
誘惑を振り切り、意志を強く持ちたい時には、ゴジュナイトの力を借りると良い結果が出るでしょう。
ゴジュナイトの石言葉
ゴジュナイトの石言葉には、「幸運」、「目標達成」、「魂の浄化」、「エネルギー」、「サイキック」、「奉仕」などがあります。
ゴジュナイトはベリル鉱物の一つ
ゴジュナイトは、ベリル鉱物の一つで、別名をホワイト・ベリルと言います。
ベリル鉱物とは、ベリリウムを含む鉱物の総称で、水青色、緑色、無色、黄色、ピンク色、赤色のものがあり、各々に鉱物名――例えば、アクアマリン、エメラルドなど――が付けられています。
因みにそれぞれの色味は、含有される鉄分やクロム、マンガンの影響によるものです。
ゴジュナイトは、この中の無色ベリルに該当するのですが、純粋の無色のものは少なく、他のベリルの色合いの、極淡い色味を帯びている場合が多いです。
ゴジュナイトの含有成分として、よくセシウムが見かけられます。薄い色味を帯びたものでも条痕は白色になります。
ゴジュナイトの名前の由来
ゴジュナイトは、アメリカのマサチューセッツ州ハンプシャー郡のゴッシェンというところで初めて発見されたため、その場所の名前に因んでゴジュナイトと命名されました。
また、ゴジュナイトは、「ルーシドベリル」とも呼ばれることがあります。これは、メガネのレンズ素材にゴジュナイトがぴったりであったことに由来しています。
事実、世界で一番最初に作られたメガネにはゴジュナイトがレンズとして用いられていました。
浄化方法
ゴジュナイトは、太陽光に弱い性質を持つ石であるため、太陽光での浄化は出来ません。また長時間直射日光に晒しておくことも控える必要があるので、保管する際にも、直射日光が当たらない場所で保管するようにしなくてはいけません。
ゴジュナイトは、太陽光での浄化を除くすべての浄化方法――浴水、セージの葉を用いた煙浴、水晶クラスターを用いた水晶浴、月光浴など――で浄化することが出来ます。
主な原産地
ゴジュナイトは、ブラジル、アメリカ、マダガスカルなどから産出します。
鉱物学
ゴジュナイトは、ダイヤモンドイミテーションとも形容される美しさを持つ鉱物で、ペグマタイト中になどに、クォーツ(石英)と共産することが多いです。
ゴジュナイトの結晶は、Be3AlSi6O18で表わされます。結晶構造は、六方晶系に属しています。結晶は六方晶系の六方柱状の結晶体で発見されるほか、塊状や緻密、円柱状の晶癖を持つものも発見されています。
モース硬度は7.5から8と、水晶よりもやや強い強度になります。