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アフリカンストロベリークォーツ(ピンクエピドート)の基本情報
アフリカンストロベリークォーツは、正式名称をピンクエピドートインクォーツと言い、これを略してピンクエピドートと呼ばれることもあります。
ピンクエピドートインクォーツ、すなわち水晶に入ったピンクエピドートという名前からも分かるように、アフリカンストロベリークォーツは透明もしくは半透明の水晶の中にダークピンク(落ち着いた赤色)の内包物が見える姿をしています。
因みにピンクエピドートとは、エピドート(緑簾石)の一種になります。
エピドートは緑色のものが多いですが、中には黄色、黒色、そしてピンク色のものがあります。
ピンク色のものは特別にピンクエピドートと呼び、エピドートと区別されることが多いです。
ところで、このピンク色はマンガンによるものです。
アフリカンストロベリークォーツという名称
ピンクエピドートインクォーツがアフリカンストロベリークォーツと呼ばれるようになったのは、ピンクエピドートインクォーツがアフリカのタンザニアでのみ発見されたこと、そして石の見た目がストロベリーのぶつぶつに似ていたこと、色合いもストロベリーの色に近かったことに由来しています。
アフリカンストロベリークォーツの色
アフリカンストロベリークォーツは、水晶の中にところどころ赤い点々が見えるようなものから、石全体が赤いものまで様々な形状で発見されます。
その色合いは、ダークピンク、ピンクブラウン、落ち着いた赤色などと表現されることが多いです。
アフリカンストロベリークォーツの石言葉
アフリカンストロベリークォーツの石言葉には、「幸福を得る」、「過去の恋愛で負った傷を癒す」というものがあります。
アフリカンストロベリークォーツの効果
ローズクォーツやインカローズなど、ピンクや赤色の石というのは、大概恋愛に関して効果を発揮してくれますが、このアフリカンストロベリークォーツも例外ではありません。
アフリカンストロベリークォーツは、愛情表現を高める効果があると言われています。
自分の気持ちを相手に伝えるのが苦手だったり、誤解を招かずに相手に想いを伝えるのはなかなか簡単なことではありません。
そうした時に、このアフリカンストロベリークォーツを持っていれば、ありのままの自分を素直に相手に見せることが出来、かつ自分の気持ちもしっかりと相手に伝えることができるようになります。
また、アフリカンストロベリークォーツには、疲労を和らげるヒーリング効果もあります。
恋愛が上手くいかずに余計なストレスを抱え込んでしまった時、ストレスが原因で本当の自分を見失ってしまった時などにアフリカンストロベリークォーツは効力を発揮します。
ストレスを解消し、ストレスによって消耗してしまった神経や精神を優しくサポートしてくれます。
また、過去に負った恋愛の傷を癒し治してくれる効果もあわせ持っていると言われています。
浄化方法
アフリカンストロベリークォーツの浄化方法は、太陽浴、月光浴、水浴、煙浴、水晶浴どれでも構いません。
特に避けるべき浄化方法はありません。
主な原産地
主な産出国は、タンザニアです。
鉱物学
アフリカンストロベリークォーツの結晶は、Ca2Fe3+Al2(Si2O7)(SiO4)O(OH)で表わされ、結晶構造は、単斜晶系に属します。モース硬度は6から7と、水晶よりやや弱いです。