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アゼツライトの歴史
アゼツライトは、アメリカの著名なパワーストーン研究家にしてヒーラーのロバート・シモンズ氏によって発見され、世界にその名を知られるようになって石です。
鉱物としては、水晶と全く同じ石ですが、水晶とは異なったエネルギーを発していること、また水晶とは異なり不純物を含み透明度が低いことなどから、水晶とは別のアゼツライトという名称が与えられ、区別されることになりました。
アゼツライトの石言葉
アゼツライトの石言葉は、「精神の成長」、「魂の向上」、「心身の蘇生」などになります。
アゼツライトの効果
アゼツライトは、スピリチュアルな意味合いが大変高い石で、類まれなスピリチュアルストーンとして注目を浴びています。
この点が、水晶の持つパワーエネルギーと大きく異なる点です。
アゼツライトは、光との繋がりが強く、光の力によって身体に溜まった不純物を解消し、体内の滞ってしまった気の流れをよくする効果があります。
こうした効果からリンパの流れをよくする石とも言われます。心身の健全化を促す石ですが、いずれの場合も医学的根拠はありません。
また、浄化作用がとても強い石でもあります。
体内に溜まった悪い気やマイナス感情を強力に浄化し、心身をリフレッシュさせてくれる効果が期待できます。
部屋にアゼツライトの原石を置けば、部屋の空気の浄化も出来ます。悪い気が部屋にこもらないようにしてくれます。
但し、とてもパワーが強く大変クセのある石でもあるので、アゼツライトをパワーストーンとして身に付ける場合、パワーストーン初心者の方や、エネルギーの影響を受けやすい方には不向きな石になります。
購入する際には、インターネットを介してではなく、実際に店頭に赴いて石のエネルギーの相性を確認した後に購入することをお勧めします。
浄化方法
アゼツライトは自己浄化作用がある石なので、頻繁に浄化する必要はありません。
浄化方法は、月光浴、水浴、煙浴、太陽浴、水晶浴(水晶クラスター)どれでも構いません。
特に避けるべき浄化方法はありません。
主な原産地
アメリカのノースカロライナ州、アメリカのバーモント州から産出されています。
しかし、近年の人気に伴って産出量が増えたため、主要な鉱山は閉山したとの情報もあります。
これによって、今後アゼツライトの価格は更に高騰することが予想されています。
ところで、アゼツライトは、アゼツライトの発見者であるロバート・シモンズ氏率いる「ヘブン・アンド・アース社(H&E社)」が独占販売しているため、この「ヘブン・アンド・アース社」が卸しているもののみが本物(鑑定書付き)として市場に出ています。
「ヘブン・アンド・アース社」のものではないアゼツライトが店頭やインターネット上で売られている場合、偽物の可能性が高いので注意が必要です。
鉱物学
先にも述べたように、アゼツライトは鉱物的には水晶と全く同じです。
そのため、アゼツライトの結晶は、SiO2(不純物含む)で表わされ、結晶構造も水晶と同じ六方晶系に属します。
モース硬度も水晶と同じ7です。因みに、アゼツライトの色は透明度の低い白色、薄い灰色になり、この点は透明度の高い水晶と異なります。
アマゾナイトの効果や意味
アマゾナイトは、「希望の石」とも言われ、不安な先行きに悩む日々に終止符を打ち、将来どうすべきかという道筋を教えてくれると言います。特に、夜寝る時に枕元にこの石を忍ばせて寝ると、アマゾナイトが夢に働きかけ、予知夢を見せ、ガイドの役割を担ってくれるとも言われています。
また、精神の不安を鎮め、精神と肉体に平安をもたらす効果があると言われており、ストレスを解消し、精神と肉体の強化を図る効果が期待されます。それとあわせて、思考力、創造力などを増強する働きもあります。
決断力を授けてくれる石でもあるので、決め事に迷っている時、仕事で決断を下さねばならない時などに良い決断が出来るようサポートしてくれます。また優柔不断な人で、決断力を身に付けたいと願っている人にもお勧めの石になります。
アマゾナイトの石言葉
アマゾナイトの石言葉には「迷いから導く」、「希望をもたらす」、「夢の実現」、「ストレス解消」、「決断力」といったものがあり、いずれもアマゾナイトの持つ効果を的確に捉えた石言葉となっています。
アマゾナイトの名前の由来
アマゾナイトという名前からも想像できるように、アマゾナイトの名はアマゾン川に由来しています。しかし、アマゾン川ではアマゾナイトは全く産出されません。実は、アマゾンで産出されるアマゾナイトとよく似た石と取り違えられてアマゾナイトという名前が付けられてしまったという経緯があるそうです。
因みに、日本名では、アマゾナイトがアマゾン川の石ということで、天河石(てんがんせき)と呼ばれています。
アマゾナイトの色
アマゾナイトは、緑色、空青色、青緑色、パステルグリーン色のものが知られています。いずれも微量の鉛を含んでいることから緑色のように見えます。中には、翡翠と見紛うほど似た色合いの石もあり、これらは特別にアマゾン翡翠と呼ばれることがあります。
アマゾナイトは、熱すると白色になるという性質も持っています。
浄化方法
アマゾナイトは、基本的にどの浄化方法でも浄化出来る石になっています。特にセージを使った煙浴との相性が良く、最も適した浄化方法だとされています。
ところで、先にも述べたようにアマゾナイトは熱することで色が変わる性質をもっており、熱に強い石とは言えません。このため、真夏の太陽浴は変質を招く恐れがあるため避けた方が無難です。保管する際も直射日光が当たらないところに保管するようにしましょう。
主な原産地
アマゾナイトの主な産地は、アメリカ、ロシア、ブラジルになります。先にも述べたようにアマゾン川付近ではアマゾナイトは産出されません。
鉱物学
アマゾナイトは、正式名称をマイクロクライン(微斜長石)と言い、長石のグループに属する石になります。このアマゾナイトに含まれる長石によるシラーが見えることがあり、シラーが見えるアマゾナイトほど高品質であるとされています。長石によるシラーも持つ石には他にムーンストーンなどがあります。
アマゾナイトの結晶は、KAlSi3O8で表わされ、火成岩、特に花崗岩やパグマイトに生成します。結晶構造は、三斜晶系に属し、モース硬度は6から6.5と水晶よりもやや弱い石となっています。